1991年6月20日に生まれ、きょうで20歳になりました。家族をはじめ、支えてくれた友達、一緒に過ごしてくれた恋人、人生を導いてくれた先輩、いままで関わってきたすべての人たちに感謝したいです。ありがとうございます。
たった20年だけど生きてくると、当然ながら「思い出の場所」というものがある。それは不思議なもので、ものごころついたときから、毎年欠かさず大切にしたい場所ができました。
それは好きな女の子と学校帰りに一緒にしゃべった公園や、音楽というものにはじめて触れた部屋、尊敬する友達を失った交差点、音楽を「つくる」ということに幸か不幸か目覚めた教室、大好きだった恋人と最後に別れ、もう二度と逢わないと誓った花畑など、ささいなものから重たいものまで本当に多種多様です。
普段は何も感じずに通りがかるその場所も、毎年その時期になるとどうしてだか突然思い出し、僕の胸を燻らせていきます。今年も道路工事がはじまったなとか、もうすぐマリーゴールドが咲くころだとか、白南風の季節がやってきたとか。
人間って、そういうものだと思う。「そういう」っていうのは、「無意識に湧きあがる感情を制御できない」という心理学的なもの。きっとこの先何年経っても、思い出の場所って不意に胸に浮かぶのだと思う。いまはもう面影を残さない場所もあるけど、心のなかの時間は「あの日あのとき」で止まってる。善きか悪しきか、「もの」や「場所」っていうのは過ぎ去るものと、留まるものがある。それぞれの場所にそれぞれの時間があり、行ってしまった人やものに対する感情は忘れない。ときどきは立ち止まり感傷に耽り、そしてまたなにか新しいものに向かって歩き出す。
「生きる」ってそれのくり返しなんだと思ってる。
20代になって学ぶべきことは、学校では教えてくれなかったもの。いまは毎日が楽しくてしかたがない。
When is my step turn?
たぶん待ちわびた「その日」ってのは、もうすぐそこに来てるんだと思う。
10代最後の日は、GLAYの『グロリアス』を何回もリピートして、大音量で聴いていた。20歳になる瞬間も聴いていた。もっとずっとあとになって、19歳の6月19日にこの曲を聴いていたことを、胸を張って人に言えるような、そんな生き方でありたいと思う。
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自己紹介

- レオ
- 好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。
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