【感想】When You And I Were Very Young / Silver Screen

2013/09/15

感想

t f B! P L
日本でいうネオアコ、いわゆるオーソドックスなギターポップ。ネオアコって海外ではなんて言うんでしょうね。インディー・ポップとかそのへんかな。ボーカルの声質はどことなくコーネリアスの小山田圭吾くんを彷彿とさせる、浮遊感のある中性的な声。

ドライすぎず、かといってウェットすぎずの、ちょうどいい感じに心地良いギターのストローク。爽やかで澄みやかなコーラスワーク。士気をあげるというよりは、生活のバックグラウンドミュージックがよく似あう。

アレンジのアプローチ的にはある種ElliottのFalse Cathedralsに近いけど、彼らとちがうのはあくまでも耳に残りやすいキャッチャーなポップネスを追いかけてるとこ。ときにノスタルジックで、フォーカスのボケた心をとらえることはあるんだけども、哀愁というよりはやはりパステル調のペールトーンな音楽。イマドキの言葉で言えば「ゆるふわ」くらいの感覚。視聴できたので数曲のイントロだけ聴いてレジへ。これにはちゃんと理由がある。

よくレコード店の視聴機コーナーに「Recommendable Tracks(スタッフのオススメ)」って書いてあって、何曲目と何曲目と何曲目と…から聴いてみるといいですよってガイドみたいな心遣いありますよね。僕は迷ったらまずは先駆者の声をと思ってそういう曲から聴き始めるんだけど、たとえばこのWhen You And I Were Very Youngでは2曲目の「Really No Wonder」や6曲目の「More Than You And I」がオススメだって書いてあった。で、僕はそれを再生したわけだけど、イントロを聴いた瞬間、これ以上ここで聴くのはもったいないと思ってしまった。このイントロのメロディを持つ曲が自分の心をつかまないはずがない。そういう確信があった。だから最初のイントロだけ飛ばし飛ばしに聴いて、ひとしきり続きをたのしみにして買った。まさにTo Be Continued。家に帰ってオーディオにつなぐのをこんなに心待ちにしたCDがいままであっただろうか、ってくらい。

もちろんハズレなんてなかったよね。どれもすばらしいポップスで、イントロにふさわしい展開が曲に用意されていた。ここまでのギターポップを飽きさせもさずにつくるのには、もっとよく聴きこんで秘密をさぐる必要がありそうだけど。

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

QooQ