X'mas / The Beatmas

2013/12/01

感想

t f B! P L
前回のエントリーで、「お気に入りのビートルズカバーアルバムが何枚かある」みたいなことを言ったら、「教えてください!」という方がいたので、カバーじゃないけどいっこだけ。まぁちょうどいま季節的にもクリスマスだしね。ほかのはまだ内緒だよ。

さっきも言ったように正直カバーアルバムというにはズレてる部分があるのだけど、ビートルズを楽しむという観点からこれ。The Beatmasの「X'mas」。カバーっていうよりはマッシュアップ。クリスマスのスタンダードナンバーを、ビートルズの楽曲をベースにアレンジしたアルバム。すごいんだ、これが。

もう編曲が見事で。選曲としては赤盤のトップバッター「Love Me Do」から相当マニアックな「No Reply」までちょー幅広くセレクトされてて、よくここまで織り交ぜたなぁと感心する。そうとうなファンじゃないとここまで思いつかないんじゃないかなぁ。「I Saw Her Standing There」を「ROCKIN' AROUND THE CHRISTMAS TREE」にかぶせたところとか圧巻。メアリー・J・ブライジ&シェリル・クロウもびっくりだよ。

個人的には「ママがサンタにキッスした」が収録されてるのがかなり好印象。ほんとう個人的なはなしなんだけどこの曲って大好きで、でも子ども向けの楽曲ってイメージがつよいのか、あまりクリスマスのオムニバスアルバムなんかには抽選から漏れること多いんだけども。よくぞ入れてくれたって感じ。「All My Loving」との相性もばっちり。

それから、くわしくは付属の歌詞カードにかなり踏みこんで書いてあるんだけど、簡単に言えばこのビートマスはふだんThe Rubber Bandという名前で活動してるデンマークのバンドなんですね。ロックバンドにはしばしば見られる風潮なんだけど、ある目的や意図のために、バンドメンバーそのままに名義をかえて活動することってあるんです。日本だとL'Arc〜en〜Cielが有名。彼らは、シングルCDのB面(カップリング)では、バンドメンバーでパートチェンジをして、ベースのテッちゃんがボーカル、ボーカルのhydeさんがギター、ギターのケンちゃんがドラム、ドラムのユッキーがベース、といったふうに演奏した曲を収録してて、そのときはバンドをP'UNK~EN~CIELって名乗ってる。あとはGLAYもネバーマインドっていう覆面バンドがあったりするんだけど、ニュアンス的にはそんな感じで、ビートマスはラバーバンドのメンバーが扮するクリスマス限定バンドなわけですね。このへんは歌詞カードにマジでくわしく書いてあるからぜひ買って見てほしい。ちなみにビートルズにもそれぞれ別名義の名前があるんだよ(これも歌詞カードに書いてあるけど)。

このCDが発売されたのが'95年。僕が買ったのは4年くらいまえなんだけど、今年は近所のレコード店でもパワープッシュされてて、徐々に彼らのよさが広がりつつあるのかなぁなんて思ったり。うれしいような、でもちょっとだけさびしいような。もののあはれファン心理。

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好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

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