愛別離苦は蜜の味

2014/02/14

t f B! P L
散歩に出かけようと思い玄関口で「なんか忘れもんないか?」と思ったとき「忘れるもんなんてねぇ!」とすぐ思い直した自分、ちょっとカッコよかった。こんにちはれおです。


コレは聞いたはなしなんだけど、100円ショップのバレンタインギフトのコーナーにオシャレな楽譜のラッピング用紙が売ってて、その曲っていうのがショパンのエチュードOp.10-3「別れの曲」だっていうアレ、ああいうことを展開するひとが世のなかをもっとユニークにできる素質もってると思う。いいぞいいぞって目で見守ってる。

そのはなしで思い出すのは高校生のときのクリスマス。シルバーアクセサリーショップの店員さんのはなしなんだけど、クリスマスギフトでパワープッシュしてたペンダントやら指輪やらには、ぜんぶ「Love Other Parting Pains」って刻印があって、店員いわく「これはね、『恋人(Other)の遠く離れた痛み(Parting Pains)を愛してください(Love)』っていう意味で、自分には見えないつらいところまで愛します、離れていても愛しますという決意に由来してるんだ」とのことで、僕はよくわからんまま「へぇー、なんかすてきですね」と答えた。

でもその店員さんは不穏な笑みを浮かべながら「まぁ、Love Other Parting Painsを単語ひとつずつ直訳すると『愛別離苦』になるんだよね」とつけ加えた。そういえば倫理の授業で習ったおぼえがあった。親愛なひとと別れるという意味の仏教用語だ。こういうひとがコキュートスに堕ちるんじゃないだろうかって思ったのはわすれない。いま思えば多少ムチャのある試みである。

しかし好きだ。

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好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

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