- れお: どうもこんばんはー、れおですー。
- なっち: なっちですー。よろしくお願いしますー。
- れお: いやまぁけっこうひさしぶりだけど、どうよお腹の調子は?
- なっち: あっはっは(笑)。やめてよなんか妊娠したみたいになってるし。
- れお: 良いか悪いかでいったらどう?
- なっち: んー、どうだろう。お通じ悪いかな。
- れお: というわけでですね、今回はインスタント座談会バレンタイン編ということで、男女ともに哀しみの人生を歩む2人でしゃべり進めていきたいのですけど。
- なっち: ちょっと私のお通じのはなしスルー⁉︎
- れお: まーまー自己紹介でもしてくださいよ。
- なっち: あ、自己紹介ね! えっと、わたくし「なっち」と申します。れおの高校の同級生です。現在は華のOLです。
- れお: お通じのはなししといて「華の」とか付与してんじゃねぇよ。
- なっち: あ、バレた?
- れお: お通じ悪いんだ?
- なっち: なんかねー。うーん体重増えたしねーやっぱ。
- れお: これさ文字媒体で俺らしゃべってるけどさ。
- なっち: なんか変だよね。
- れお: 男と女が開始早々にお通じのはなしってヤバいよね。
- なっち: まぁそういう仲のよさでもあるってことで。
- れお: ときになっち、これが公開されるころには世はバレンタインですよ。
- なっち: バレンタインねー。バレンタインから始まったもんねウチら。
- れお: ちょっとそれ語弊があるけど(笑)。ま、たしかに俺となっちの会話のきっかけはバレンタインだったもんね。
- なっち: なんかさー、れおの友達で4人くらいで下校する途中だったよね。バレンタインに。
- れお: そうそう、バレンタインとは縁のない友達どうしで「帰るかー」みたいになったじゃん。
- なっち: でさ、教室でたところでそのなかの1人が呼び止められたじゃん、女の子に。
- れお: そうなんだよ〜。1人裏切ったんだよ〜。
- なっち: 女の子っていうかわたしの友達だったんだけどね。
- れお: そしたらさ! 廊下のかど曲がったところでもうひとり「○○くん、ちょっといい?」って女の子に声かけられて。
- なっち: さらに昇降口で「××くん、はなしがあるんだけど…」って1人ぬけてね(笑)。
- れお: 校門に行き着くころには俺ひとり、みたいな。
- なっち: いま思い出しても笑うもんねー。
- れお: あんなに自分がかわいそうな瞬間ってなかったよね。
- なっち: わたしも女友達の手伝いで加担したぶん、ちょっとかわいそうだなって思ってれおに声かけたんだよね。
- れお: 着る毛布でつつんであげたいよ当時の俺を。
- なっち: あんときチョコあげたっけ?
- れお: 義理でもらったよ。
- なっち: あ、じゃほんとうに高一のバレンタインがきっかけだったよね。
- れお: な。それ以来の悪友だもんな。
- なっち: バレンタインってさ、けっきょくあのときわたしの友達はコクらなかったんだけど、バレンタインの告白率って超ひくくない?
- れお: だいたいなんだよな、チョコあげて返事もらうまでに一ヶ月かかるのって。学生ならではのタイムロスだよな。
- なっち: まさに青春のムダ遣い。
- れお: 「バレンタインで付き合った子が、いまの妻です」みたいなはなし聞かねぇんだけど。
- なっち: わたしも。黒魔術でつくった的なはなしもない。
- れお: ていうかさ、手づくりチョコってとどのつまりは市販のチョコを溶かしてつくるわけでしょ?
- なっち: そうねー、カカオ豆からつくってる女の子はいないね。
- れお: でしょ? それはさ、もう手づくりチョコではなくて「チョコの再成型」だよね。
- なっち: うんうん、わたしもそう思う。めんどくさくてしょうがないもんねあのイベント。
- れお: あっ、けっこうなっちもめんどい派なんだ?
- なっち: ヤダよ〜。めんどいよ。友チョコとかさ。
- れお: 友チョコめんどくさそうだね! いまだったらスクールカーストにからみそう。
- なっち: やなイベントだよほんと。お菓子メーカーからすればさ、チョコをさばければいいわけで、宛先が意中の子だろうと女友達だろうと、どうでもいいのよね。
- れお: まぁなー。でもなっちの妹とかいまガチ世代じゃない?
- なっち: あ、よく知ってるね。そうそうわたしは妹がいま高三でさ。私立の女子校に通ってるんだけども。
- れお: けっこうなお嬢さま高校だよね。
- なっち: そうねー。わたしは公立高校に進学できてよかったよ。勉強ヤだもん。
- れお: やっぱ女子事情とかありそうな雰囲気?
- なっち: なんかねー、親が買うんだって、チョコを。
- れお: 親が⁉︎ 娘の友チョコを⁉︎
- なっち: そうなんだよ。だからね、お嬢さま高校だから「あの子のチョコはフランスで〜、あの子はブラジルの豆つかったチョコだった」とかさ。
- れお: うわヤだ〜。ぜったい序列できるじゃんそれ。
- なっち: 「ウチはベルギーの輸入チョコよ」ってお母さん張り切ってた。
- れお: なにそのバレンタインの家庭内の財力の指標。怖すぎるわ。
- なっち: まぁホワイトデーがないってのはいいかも知んないけど。
- れお: ホワイトデーねぇ。俺すげぇ嫌い。
- なっち: だってれおアレでしょ? あのトラウマのはなし。
- れお: え〜また聞くのそのはなし?
- なっち: 何回聞いてもおもしろいんだもん(笑)。
- れお: それねー、俺が中学のころさ、バレンタインデーに女の子にチョコレートもらってさ。
- なっち: ホワイトデーのお返しを迷ったのよね。
- れお: そう。それでAちゃんっていう女の子に相談したの。
- なっち: ようは女友達になに返せばいいかの相談ね。
- れお: うん。したらなんかAちゃんがすーごい張り切ってさ、その俺にチョコくれた女の子がどんな音楽が好きかとかめっちゃリサーチしてくれて。
- なっち: あっはっはっは。もうおもしろい(笑)。
- れお: でね、Aちゃんの家で俺チョコレートつくってさ。
- なっち: あっはっは、手づくりだもんねー男子中学生が。かわいい♡
- れお: Aちゃんがめっちゃ指南してくれて。
- なっち: 最終的には歌ったんでしょ?
- れお: そう〜。なんかね、ゆずの「からっぽ」を弾き語れって言われて、もう俺は逆らうこともできず…。
- なっち: 歌ったんだ?(笑)
- れお: 歌った…。
- なっち: しかもゆずの「からっぽ」ってそういう曲でもないよね。
- れお: そうなんだよなー。
- なっち: それトラウマなんでしょ?
- れお: 俺それが友達にバレて一時期あだ名が「ゆず」になりかけたんだよ?
- なっち: あっはっはっはっはっは(笑)。それサイコー。
- れお: たいへんな危機なんだよそれは。
- なっち: まぁ第三者が盛り上がっちゃうのもあるのはたしかだよねー。
- れお: もうこのはなししたら俺HPゼロなんだけど。
- なっち: あっはっは。やった〜、わたしの勝ち〜。
- れお: もう切り上げていい?
- なっち: 寝るんかい(笑)。
- れお: 寝る。
- なっち: まぁまた話そうよ。
- れお: うん、これまたやろ。
- なっち: オッケー。またね〜。
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