アフタークリスマス

2015/12/26

essays

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このタイミングで世のなかに水を差すのもどうかと思うけど、僕はクリスマスがわりとどうでもいい。

っていうか原則的にイベントごとに対してどうでもいいスタンスをとって生きている。クリスマスをはじめ、お正月、ハロウィン、バレンタイン、誕生日、七夕…etc. ほんとうにかまわないから、僕の見えないところでやってくれって気持ちはその日を迎えるころ毎年かならず思う。

ただ、クリスマスやバレンタインを「どうでもいいんだよねー」と言うと、「またまたぁ〜」な空気感になるからあえて言わないことにしている。恋人云々とかチョコの数がどうのとかじゃなくて、フラットな感じでどうでもいい。でも口にすると「そんなこと言っちゃって〜」ってなるから、ただ無のままに受け入れる。

ところで、たまに見かける「クリスマスはキリストの誕生なんだからぁ〜、海外では家族とすごす行事だしぃ〜、恋人どうしとか邪道〜」という原理主義者たちは、ハロウィンもきちんとお墓参りしたのだろうか。とても気になる。

で、水を差したいのはこの部分なのだけども、キリストの誕生日は12月25日じゃないぞ?

『新約聖書』を読みたまえ。「マタイ福音書」に記述があるのは、かの有名なキリストの奇跡談「キリストが生まれたとき「ベツレヘムの星」が現れ、学者者共を厩に導いた」という局所的な部分のみで、そこに日付などはいっさい書かれていない。ほぉら、12月25日にキリストが誕生したなんて史料はないのだよ、ワトソン君。

このベツレヘムの星から、天文学的知識を使ってキリストの誕生日を割り出した強者がシェフィールド大学のD・ヒューズ。イギリスの天文学者だ。彼いわく、キリストの誕生日は紀元前7年9月15日だという。天文学すげぇ。合ってんのかわかんねぇけど、超・秋口じゃん。

ちなみに、初めて12月25日にキリストの誕生日を祝ったとされる最古の記述は、336年「フィロカロスの暦」というローマのイベントパンフレット的な書物にある。12月25日は元来「太陽の日」と呼ばれ、ローマの異教徒の祭り日だった。そこで、イエス・キリストの誕生日をその12月25日に設定することで、異教徒の改宗を目論んだという。な、なんと身勝手で作為的な由来…!

また、12月17日〜24日の期間は農耕作の神を称えるサトゥルナリア祭が実施中であり、宴会やら贈り物やらの風習があった。「だったらこの期間のどれかをキリストの誕生日ってことにすればいいじゃん?」といういきさつもあったようだ。

ようはクリスマスがキリスト教の教えとか、イエスの説法とかではなく、異教に起源を持っているわけだ。よって、17世紀ごろのアメリカ・イギリスの植民地ではクリスマスパーリーピーポーは禁じられていた。

まぁ、イベントごとに疎い僕にはどうでもいいのだけど。

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好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

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