大事なはなしがあるの

2016/11/09

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女性からの「大事なはなしがあるの」という会話の切り出し、あれはいったい、なんなんでしょうね。殺し文句といってもいいほどの殺傷能力の高さを誇る魔のようなひとことですよね。

そういう言葉のあとって、たいていの場合なにか重要な決断を迫られるパターンに落とし込まれがちなんですよね。たとえば「別れましょう」とか。

こないだ彼女からLINEできました、「ちょっとお話しよっか」。

こわー! うわーなにこれ、こわー!

一見してまず恐怖ですよね。なんのお話しなんだよ。やましさとか、うしろめたさとか、そういうのゼロだけどほんとうに怖い。

おそるおそる、「なんのお話し?」と訊くと、「んー、今後について?」と彼女。『今後』この別れを連想させなくもなく、またいっぽうで2人の将来を考える前向きな一面もなきにしもあらずな絶妙な返し。メンタリストでも相手にしているのでしょうか。

どうやらお話しとは『今後の喧嘩や衝突を避けるためにも、おたがいにしてほしくないことを話しあっておこう』というものらしい。

ともあれと、「ちょっとお話し」すべく待ち合わせたカフェで彼女が取り出したのは、なんと2枚のルーズリーフ、そしてボールペン。え、なんか書くのコレ?

「このボールペンねー、すっごく書きやすいんだー」という彼女に思う「いやいやいやそんな悠長な雰囲気?」感。

え、なにそれ? 衝突を避けるために書くの? ちょっと待っ。あっ。わあ、なんか彼女スラスラとルーズリーフにペンを走らせているし。コレ僕も書かないといけないやつね。あー、そういう。うわあ、もうなんか彼女のほう5行くらい書いてる。あら。

そんなわけで、あれこれと付きあってきたさまざまなことでご一緒した彼女のところで僕がイライラさせていた項目は連綿縷々と解説を受け、僕は彼女にしてほしくないこととして「大事なはなしがあるの / ちょっとお話しよっか、という切り口で会話をはじめないでほしい」を挙げました。めでたし、めでたし。

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好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

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