かわいらしいCDLS!!

2017/01/02

t f B! P L
<カウント・ダウン・ライブ・スペシャル 2016 - 2017>

そう銘打ったライブに参加することになったのは2016年のクリスマスだった。超直前。

そもそも発端はクリスマスに開催された忘年会だった。だいたいクリスマスに忘年会をぶつけてくるってどういうことだってばよ? エビバデーひまなようでなによりだ。そのひまなエビバデーのうち4人が、僕が高校のころ組んでいたバンド・Scheilのメンバーだった。

解散してから5年くらい経つだろうか。もうみんなそろって顔を合わすことはないだろうなって思ってた。それがどうしたクリスマスに。エビバデーひまなようでなによりだ。まー僕もひまだったんだけど。

そんな感じで2016年12月25日、ひさかたぶりに集結したScheilは、ウーロン茶しか飲まない僕をのぞいて全員お酒がまわり、やんや騒いだ結果こんな結論になった。

「一夜かぎりの再結成をしよう!」
「カウントダウンライブをやろう!」

無理だ。年末まであともう一週間を切っている。5年のブランクをどの方向から埋めるつもりだ君たち。ダンプカーでも呼ぶつもりか。しかしそこへ、クリスマスに忘年会を仕掛けた気狂いの主催者が乱入して、こんなことを言い放った。

「ああ、それならウチのイベントにおいでよ。バンドひと枠あまってるんだ」

クレイジー主催者、火に油をそそぐ、というかアルコールに業火を投じる。燃えあがったScheilのメンバーはこれでもかと酒を交わし、その都度ウーロン茶で僕は応戦した。なんかもう手遅れっぽい。またコイツらとバンドできるのはうれしいけど、6日後かあ。やや葛藤も合わせ持ちながらカウントダウンライブにScheilが再結成して駆けつけることが決まった。

ライブは夜の22時ごろに始まって、日付をまたいで0時半には終わるという、ほんとうにただカウントダウンをしたいだけのなにものでもないイベントだった。ひと枠45分。45分だけ、またScheilでいられる。45分だけ、Scheilが復活する。それはとても頼もしい時間のはずだった。

練習をしてみてわかった。5年間のブランクを45分にまとめるには、あまりにも無理がある。せいぜい25分が限界だ。どうしよう、参加は決まってるけど、進捗ダメです。

そこでドラムのSeikaちゃんがこんな提案をした。「わたしの後輩バンド、前座として呼ぼうか?」

ナイスアイデア、Seikaちゃん。できれば「前座」のところを「オープニングアクト」と呼んでほしかったけど。でもたしかに、それならなんとか少ない曲数で演じきれる。後輩のバンドは高校生や大学生を中心に構成されていて、現役バリバリ。我々とちがってすぐに演奏できる即戦力。その方向で行こう。

しかしここでライブハウス側がNGを出した。「未成年の18歳を23時以降まで出すのはなぁ」

ごもっともの権化である。でも前座がいないとあまりにもひさしぶりすぎる我々Scheilは、無情にもこう言い放った。「わかりました。未成年は演奏が終わったら帰らせます。機材搬出にも打ち上げにも参加させません」

身勝手もいいところなこの提案をライブハウスは飲んでくれた。まさかのOKサイン。しかしここでふたたび問題が発生する。

登場するのはまたもドラムのSeikaちゃんなのだが、彼女はツーバスドラムという、バスドラムをふたつ使う演奏スタイルなのですね。ふつうはひとつだけなんだけど、ドコドコドコドコというリズムが好きらしくて、むかしから彼女はツーバスでドラムを叩いていた。

ライブハウスの偉いひとが言った。「バスドラムもうひとつ用意するなら特殊手配になるから割増料金になるし、21時までに返却してくれないと困るんだけど?」

オーマイガー。21時までに機材返却、つまり20時までには搬出が完了で、終演は19時半ごろが理想。

だんだんカウントダウンの目的が遠のいていく気がするけど、演者一同と話し合った結果、「夕方の16時ごろ始めて、19時までに終われればいいんじゃない?」という結論になった。もはや高校生バンドが卒業式のあとにラストライブをするような、かわいらしい時間帯である。

そうと決まれば緊急手配だ。チケットの購入者であるお客さんに、出演者がみずから電話して謝罪とともに開演時間の大幅すぎる変更を伝達。ライブハウスに機材の搬入搬出時刻を確認。打ち上げ先のお店の予約を変更。そしてひたすら5年まえの曲を練習。

29,30日から休みの多かった今年はおかげさまでお客さんも無事に来れたらしく、でも申しわけないので別途頂戴する予定だったドリンク代は出演者が負担した。けっこうな痛手だ。ウチのボーカルのMCも、当初「あと1時間で2017年です! みんなで最後まで盛りあがっていきましょう」的なことを言うはずが、「あとだいたい2万秒くらいで2017年です!」に急遽変更された。

その甲斐あってか紅白歌合戦も7割ほど観れるような時間には自由になれた。これでよかったのかわからないけれど、Scheilは5年間の時間をはさんでまたおなじ音を鳴らせたみたい。

M-1. Lasting
M-2. Reset
M-3. All I Really Want (Alanis Morissette)
-MC-
M-4. Beautiful
M-5. Believer
M-6. Good-Bye

ちゃっかりアラニス・モリセットのカバーが入ってるけど、それくらい切羽詰まってたのだから、おおめに見てほしい。

いい年の瀬だあ。喪中だったから年賀状だしてないけど、はやく寒中見舞い書かないとなあ。

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

QooQ