書き順暗躍機関

2017/08/18

essays

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「右」と「左」がある。お箸を持つほうが右で、お椀を持つほうが左らしい。

でも気になるのはその左右配列ではなくて、漢字。漢字の書きかた。もっと言えば書き順。

「右」は、「ノ」を書いて「一」を書いて「口」を書く。「左」は、「一」を書いて「ノ」を書いて「工」を書く。成分の3分の2がおなじにもかかわらず、その部分の書き順が違う。

これはもちろん現代的には「美しく漢字を書くための書き順」なんだろう。もっと古くをさかのぼれば、寺子屋とか学校とかで「みんながおなじように書けるように指導するための基準軸」だったんだろう。

でもコレ、大人に必要?

我々ネイティブの日本人は、もはや右だろうが左だろうがどれだけ字が汚くても、崩れたかたちや前後文脈などから推断できる。義務教育の途中でとっくにそのレベルに到達した大人たちにとって、書き順は「自分が美しく字が書けるか」というポイントしか加味できない。でもそれは自分自身の問題であって、自分の字に満足してるひとにとっては

「書き順が正しいとか間違いとかでだれが得するの?」

という閉塞感が生まれてくるわけだ。なに、なんなのあの書き順の問題。どこの組織が得してるってワケ。

僕はいまだに「壺」とか「淵」とかの漢字の書き順を知らないし、絵を描くように書いている。それに、日本全土の「壺内さんや」「大淵さん」たちがみずからの苗字の正しい書き順を知ってるかと言われればたぶんそうじゃない。どこなの、漢字の書き順を大人に強制している機関は。いったいどこなの。

書き順のあるなしでだれがなんの利権で決めてるんだ。一画ミスったからってなんの損害があるの。漢字検定とかが字がきれいに書けることを重んじた結果なぜ大人を苦しめるんだ。


まぁ僕「右」も「左」も正しい書き順で書いてるんですけどね。

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好きな言葉は「アイスクリーム4割引」、嫌いな言葉は「ハーゲンダッツは対象外」です。趣味はドラえもん考察。読売ジャイアンツのファン。高2のとき現代文の全国模試で1位に輝くも、数学に関しては7の段があやしいレベル。

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